こんにちは!技術士パパエンジニアのyonnieです。
家族みんなで安心して暮らすために、防犯対策って大切ですよね。我が家でも、子供たちが大きくなるにつれて、家のセキュリティについて考える機会が増えました。よくある防犯カメラやセンサーライトももちろん有効ですが、今回はちょっとユニークな「侵入者を自然に追い払う」新しい防犯システムのアイデアを考えてみたんです。
テーマは、「敷地に人が入ってきたら、何秒か後に室内のライトが、まるで懐中電電灯で照らしているかのようにランダムに動いて点灯する」というもの。どうです?ちょっとSF映画みたいでワクワクしませんか?
どこか不気味で効果的?「怪しい光」の防犯効果
なぜ、こんな「ランダムに動く光」が防犯に役立つと考えるのか。
通常のセンサーライトは、人が来たらパッと明るく光って、侵入者をギョッとさせますよね。それはそれで効果的です。でも、多くの場合、光は固定されたままで、侵入者はその光を避けて動くことも可能です。
僕が考える「怪しい光」は、そうではありません。
もし、敷地内に足を踏み入れた途端、何秒か後に家の中から懐中電灯がランダムに動きながら、部屋の窓を通して外を照らし始めたらどうでしょう?
- 「あれ?誰かいる?」「まさか見られてる!?」と、侵入者はまず心理的な動揺を覚えるはずです。
- 規則的ではないランダムな動きは、人間の予測を裏切り、強い不快感や恐怖を与えます。「何が起きているのか分からない」という状況は、不審者にとって最も避けたい状況だからです。
- まるで家の中に誰かがいて、侵入者の存在に気づき、不審な動きを「探っている」かのように見えます。その結果、「見つかった!」と感じ、侵入を諦める可能性が高まります。
これは、不審者に直接的な危害を加えることなく、心理的なプレッシャーを与えて自ら退散を促す、「撃退型」の防犯システムと言えるでしょう。
シンプルだけど奥深い!システムの仕組みを覗いてみよう
この「怪しい光」防犯システム、実は意外とシンプルな技術で実現できるんです。パパエンジニアらしく、その仕組みをざっくりと解説しますね。
1. 侵入者を「人感センサー」でキャッチ!
まず、敷地内に誰かが入ってきたことを感知する必要があります。そこで活躍するのが「人感センサー」です。
人感センサーは、人の体から出る微かな熱(赤外線)を感知するセンサーで、普段皆さんがお家の玄関やトイレで使っているセンサーライトにも搭載されています。これを家の敷地の角など、侵入者が通りそうな場所に設置します。
2. ラズパイPico Wが「司令塔」に!
人感センサーが人の動きを感知したら、その情報を「司令塔」となる小さなコンピューターに送ります。今回使うのは「ラズベリーパイPico W(ラズパイPico W)」という、手のひらサイズのマイコンボードです。
ラズパイPico Wは、Wi-Fi通信機能も持っているのが特徴です。このラズパイPico Wに、こんなプログラムを書き込みます。
- 人感センサーから信号を受け取ったら、すぐに反応するのではなく、数秒間だけ待つ(これが不気味さを増すポイント!)。
- 指定された時間が経ったら、「室内ライトを点灯させろ!」という指令を、無線(Wi-Fi)で送る。
なぜ数秒待つのか?侵入者が敷地に入ってすぐに反応するよりも、少し遅れて反応する方が、「見られている」という感覚を強く与え、心理的な効果が高まると考えられるからです。
3. スマートライトが「怪しい光」を演出!
最後に、ラズパイPico Wからの無線指令を受けて、実際に光を放つのが「室内のスマートライト」です。
今では、スマートフォンアプリで色や明るさを変えたり、オンオフを切り替えたりできるスマートライトがたくさんありますよね。これらの中には、Wi-Fiで外部の機器からの指令を受けられるものもあります。
このスマートライトが無線トリガーを受け取ると、あらかじめプログラムされた通りに動きます。
- 上下左右にランダムに首を振りながら点灯する(まるで誰かが懐中電灯を動かしているように!)。
- 光の色は、青白い光(昼光色)だと、より不気味さが増すかもしれません。
これにより、窓越しに不規則に動く光が外を照らし、侵入者に「まさか、中に誰かいるのか!?」と恐怖心を抱かせ、侵入を諦めさせる効果が期待できます。
パパエンジニアが考える、このシステムの魅力
この防犯システムの魅力は、単に「光る」だけでなく、「誰かに見られているかもしれない」という心理的な要素を巧みに利用している点にあります。
- 非接触で心理的撃退: 侵入者に直接対峙することなく、心理的な圧力をかけられるため、安全性が高いです。
- シンプルな仕組み: 高価な特殊機器を使わず、比較的手に入りやすいパーツで実現可能です。DIY感覚で楽しみながら作れるかもしれません。
- カスタマイズ性: 光の点灯パターンや待ち時間、光の色などを自由にカスタマイズできるため、ご家庭や環境に合わせて最適な「怪しい光」を追求できます。
もちろん、これはあくまでコンセプト段階ですが、子供の素朴な疑問から生まれたアイデアが、こんな実用的な(?)防犯システムに繋がるなんて、面白いですよね!
まとめ:日常の「なぜ?」から未来のアイデアが生まれる
今回ご紹介した防犯システムのアイデアは、まだ構想段階ですが、子供の純粋な観察眼や「なぜ?」という問いかけが、思わぬ発想のヒントになることを改めて感じさせてくれました。
技術や科学は、私たちの生活をより豊かに、より安全にするためにあります。難しく考える必要はありません。身近な「不便だな」「もっとこうなったらいいのに」という気持ちや、お子さんの「これ、どうなってるの?」という疑問から、未来を変えるアイデアが生まれるかもしれませんよ。
皆さんも、ぜひ日常に隠された「なぜ?」や「こうなったらいいな」を大切にしてみてください。それが、お子さんの知的好奇心を育み、ご家庭の暮らしをより豊かにする第一歩になるはずです。

