最近、私の中で密かに(?)ブームになっているのが、新しい電子工作の世界への挑戦です。これまで、ちょこちょことArduino(アルドゥイーノ)というマイコンボードをいじって遊んできたんですが、周りのエンジニア仲間から「ラズパイの方が色々できること多いよ!」という話を耳にする機会が増えまして。
Arduinoを極めたわけでは全くないんですが、もっと新しい世界を覗いてみたい!という好奇心がムクムクと湧いてきて、ついに先日、ラズベリーパイPico 2W(ラズパイPico 2W)をポチってしまいました!ちょっと背伸びした買い物かな、なんて思いつつも、新しい「相棒」との出会いにワクワクしていました。
届いたはいいけど…どう扱っていいのか、ようわからん!
そして数日後、自宅に届いたラズパイPico 2W。
ワクワクしながら開封してみると、これがまた、なんとも丁重に、そしてデリケートに包装されているではありませんか!小さな静電気防止袋に丁寧に包まれていて、まるで「さあ、私を丁寧に扱ってくれ!」という雰囲気が漂っているようです。これは開封後も、ちょっとした衝撃でも壊れるんじゃないか、なんて思ってしまうほど。
そーっと袋から取り出してみると、手のひらサイズよりもずっと小さな基板が出てきました。これが、巷で「何でもできる」と噂のPico 2Wか…。
「よし、これからよろしくな!」
と、心の中で挨拶をしてみたものの、そこからが問題です。
「…で、何すりゃええねん!?」
まさに、初対面でどう接していいか分からない、人見知りモードの私のような状態です。とりあえず、挨拶代わりに何か簡単なプロジェクトでもやってみるのがいいのか?いやいや、やっぱり初対面なんだから、まずは相手のことをよく知ることから始めなきゃダメだよな…。そんな葛藤が頭の中でグルグルと渦巻いていました。
改めまして、ラズパイPico 2Wさん、はじめまして!
ということで、今回は焦って何かを作る前に、私自身の「ラズパイPico 2Wへの第一歩」として、まずはこのボードがどんなパーツで構成されているのか、じっくり観察してみることにしました。
ぱっと見はシンプルなんですが、小さな基板の上に色々な部品が載っています。

- RP2350Aマイコン: これがラズパイPico 2Wの心臓部となるマイクロコントローラーです。小さな黒い四角いチップの中に、このボードを動かすための「脳みそ」が入っています。私自身も中身の詳細はこれから学ぶことになりますが、これがあらゆる処理を担っているんだな、と考えるとワクワクします。
- Wi-Fi/Bluetoothモジュール(CYW43439チップ): Pico 2Wの「2W」はWireless(ワイヤレス)の「W」が2つ、つまりWi-FiとBluetoothの両方に対応していることを示しています。このチップが無線通信を可能にしています。インターネットに繋いだり、他のデバイスと通信したり…私がArduinoではなくPico 2Wを選んだ大きな理由の一つがこの機能なので、特に注目しています。
- USB Micro-Bポート: パソコンと接続するためのポートです。プログラムを書き込んだり、電源を供給したりする際に使います。私も普段からUSB Type-Cを使うことが多いので、Micro-Bというのは少し懐かしさを感じますね。
- ピンヘッダ: 基板の左右にずらっと並んでいる小さな穴の列です。ここにリード線を接続して、センサーやLEDなどの電子部品と繋ぎます。どのピンがどんな役割を持っているのか、これから一つずつ調べていくのが楽しみです。
- BOOTSELボタンとRESETボタン: BOOTSELボタンを押しながらUSBケーブルを接続すると、新しいプログラムを書き込むためのモードに入ります。RESETボタンはその名の通り、ボードをリセットするためのボタンです。
- クロック水晶振動子: これは、RP2350Aチップが正確に動作するための「時計」のような役割を果たす部品です。コンピュータの処理は、この時計の刻むリズムに合わせて行われるので、非常に重要な部品なんですね。
- デバッグ端子: 基板の片側にある3つの小さなピンの集まりです。これは、プログラムにバグがないか確認したり、ボードの内部状態を詳しく調べたりする際に使う、エンジニア向けの「覗き窓」のようなものです。今はまだ使う機会はないかもしれませんが、いずれお世話になる日が来るかもしれません。
- 電源管理回路: USBから供給される電源や、外部から供給される電源を、Pico 2Wが安定して動作できる電圧に変換し、各部品に適切に供給するための回路です。このおかげで、ボードが安全に、そして安定して動くことができるんです。
今回はご挨拶まで!次回からいよいよ実践へ!
今回は、ラズパイPico 2Wさん初対面ということで、まずは人となりを知るところから始めてみました。
まずは相手を知る、という私なりの「お作法」ですが、こうして一つ一つの部品を眺めていると、早く動かしてみたい!という気持ちがどんどん膨らんできます。
次回は、いよいよラズパイPico 2Wとの「挨拶がわりの小プロジェクト」に挑戦してみたいと思います。一体どんなことができるのか、私自身も今から楽しみです。

